組合ニュース第14号

全ベルコ労働組合裁判闘争支援シンポジウム開催!!「許しておけない、こんな雇い方!」 

 8月1日 17:00より連合会館にて「全ベルコ労働組合裁判闘争支援シンポジウム」が開催されました。司会の連合本部_山根木総合組織局長の開催宣言から始まり、連合本部_逢見事務局長より「ベルコの業務委託契約を多用したビジネスモデルを阻止すべく、広く社会に発信する」旨の挨拶がありました。基調報告では棗一郎弁護士が、ベルコの業務委託契約多用による実態を説明。加えて今後の裁判の争点について説明しました。引き続き、棗弁護士をコーディネーターとしたパネルディスカッションが行われ、淺野弁護士、連合北海道_齊藤副事務局長、全ベルコ労働組合_高橋委員長・豊田書記長が出席しました。ベルコ事件の具体的事案の紹介と地裁、労働委員会それぞれの労働側の主張とベルコ側主張の要点などの説明を淺野弁護士。代理店の募集実態や今後の組合の組織化と運動の展望について齊藤副事務局長が報告しました。高橋委員長、豊田書記長からは葬儀施行の過酷な勤務実態が報告されました。特に、組合に加入していることが「ベルコ」に知られるとクビなること。そのため、組合に加入する一歩が踏み出せないことが述べられ、今回のシンポジウムを通じてこの過酷な労働条件が広く社会に周知されることが、組合に加入する勇気となることなどが述べられました。最後に、連合本部_南部副事務局長より挨拶があり、再度「ベルコの業務委託契約を多用したビジネスモデルを阻止すべく、広く社会に発信する」ため北海道や関西でのシンポジウム開催を確認し閉会しました。

『契約更新の判断基準」を盛り込んだ雇用契約に要注意!! 組合は皆さんを守ります!

 7月21日、札幌の某代理店従業員の配置転換に対して、ベルコ代理人弁護士と団体交渉。代理店店長に解決にむけた要求を申し入れ、後日解決に向けた合意書が交わされました。この団体交渉の際、代理店従業員の雇用契約期間について「代理店とベルコとの業務請負契約が更新される限り雇用契約も更新する」ことを確認したにもかかわらず、8月3日、店長より提示された雇用期間は新たに「更新する場合がある」旨の判断基準が設けられていました。「①契約期間満了時の業務量により②勤務成績、態度により③能力により④会社の経営状況により⑤従事している業務の進捗状況により」などです。そもそも有期雇用契約が反復更新されていた場合、雇用継続の合理的期待が生じていることになります。この合理的期待は雇い止めをするにあたり障害です。そこで更新の期待を生じさせないため、今回「判断基準」を盛り込みました。つまり、この契約書にサインすることは「更新の期待」を放棄したことになります。

 組合は直ちにベルコに団体交渉申入書を送付し代理店に説明を要求しました。その結果、代理店店長より「従前の雇用契約書に戻す」との確認を取り付けました。

 今回、この従業員は組合に加入していたことで不利益な雇用契約を避けることができました。私達の労働条件は常に不安定です。雇用さえも守られていません。皆さん、この機会に組合に入りましょう。組合は皆さんを守ります。